てててDIY部~作るはたのしがまぐちと日々のこと

ハンドメイドや日々のいろいろなことを 不定期に綴ります、

がま口の接着剤について

おはようございます。

がまぐちに使う接着剤について。初心者向けに、お話しさせていただきます。

 

私ががまぐち作りに使っている接着剤は、セメダインの木工用速乾とアルデコパワーエース速乾アクリアです。私は作るがまぐちによって、この二つを使い分けています。

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小さいがまぐちやペンケースポーチなどは木工用速乾、ショルダータイプや大きながま口で強度が必要ながま口は、パワーエースを使用しています。

 

木工用速乾は、私が初めてがまぐちを作るために買った接着剤ですが、使いやすかったので、今でもずっと使用しています。

 

アデコパワーエースは、まつひろ商店さんのがま口教室に参加した時に使用した接着剤で、お店で販売していたので、同じものを買ってきました。まつひろ商店のがま口教室では、先の細い詰め替え容器に詰め替えて使用していましたので、容器も一緒に購入してきました。後で確認しましたら接着剤は、ホームセンター等でも販売されていました。

 

詰め替え容器は、あると便利ですが、慣れると詰め替えなくても、大丈夫なので、私は今は使用していません。小さいがま口の場合は、つま楊枝などでうすく付けても大丈夫です。

 

セメダインの木工用速乾は、用途は金属に使用不可となっていますが、今まで100個以上がま口を作りましたが、問題ありませんでした。ただやはり大きながま口や、ショルダータイプのがま口は、強度的に心配なのでアデコパワーエースを使用しています。こちらは布と金属の接着に使えます。

 

ではどうして小さいがまぐちにパワーエースを使用しないのかというと、木工用速乾のほうが、失敗した時にやり直しやすいからです。私の腕が未熟なためついつい、使いやすい木工用速乾を使ってしまいます。^_^;

 

金属可能な接着剤に比べると接着力は劣りますが、普通の手芸用や木工用ボンドに比べれば接着力は強く速乾性なので、生地を、口金にいれたときに処理がしやすいんですね。紙紐をいれたあと口金を、あけたまま、長時間乾かさなくても、外れることはあまりないので、小さいがま口や、ポーチ、通帳ケースぐらいでしたらいつものこちらを使用しています。

 

その他、多くのがま口作家さんたちが、おすすめされているのは、

KAWAGUCHIの極細ノズル手芸用ボンドのです。

試しに使ってみましたが、

先が極細になっているので、口金に接着剤を、付けるのにとても便利です。

こちらは速乾性ではないので、少しさらさらした感じで、生地を口金に入れた時に、接着材がある程度乾くまで、はずれやすいので、洗濯機バサミなどで止めた方がいいと思います。こちらも小さいがま口用で、ショルダータイプや、大きいがま口の場合は、金属も接着可能な強力なものを使用するのがおすすめです。

 

大きながま口用に、カネスチック、レチックス接着剤を、すすめられているがま口作家さんもいらっしゃいます。金属と布も、しっかり接着するそうです。

 

 

私としては、初心者の方は、速乾性の木工用の接着剤がおすすめです。(失敗しても外してつけ直しがしやすく、なおかつ接着時間も速いので、口金に生地を入れるのが苦手な方でも、比較的楽に入れることができます)

 

※ 接着剤を使用料するときの注意点

接着剤は、口金の溝の中の外側(表地を接着する側)につけてください。全体に薄く付けても大丈夫ですが、基本は外側に付けるそうです。

 

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あまりたくさんつけすぎると、はみでて生地を汚してしまうので注意してください。

 

がま口は接着剤と、紙紐で口金を固定するので、紙紐は口金に入れたときに少しきついぐらいの太さのものを使用してください。

紐できっちり押さえことを前提にしての、接着剤の量です。

 

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まつひろ商店のがま口教室では。細い口でこれぐらいの量でいいと教えてもらいました。

 

接着剤の、種類や口金の大きさによって調整が必要ですが、私が思っていたより、接着剤の量はずっと少なかったです。

金属可の接着剤より木工用の接着剤は、少し多めに付けた方がいいと思います。

 

がま口作家の、小西美樹さんは接着剤をセロハンに詰め替えて使用する方法を、すてきにハンドメイドで紹介されていました。

 

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お菓子づくりに使うチョコレートペンのような感じですね

 

最後に口金の四隅をかしめることで、より紐が抜けにくくなります。

 

以上あくまで私の、経験上の情報と調べたことをまとめたものです。いろんな条件で変わってくると思います。ご自分の作品に合った接着剤を選んでください。

 

✳️おまけ

木工用速乾を使ったがま口は、乾いているときはしっかり接着されていますが、水に浸けるとふやけてきれいにはずれます。

(がま口は基本水洗い不可なので、問題ありません。少し水がかかったぐらいでははずれることはあまりありません)

 

その特性を利用して、もし失敗して汚くなってどーしても気に入にいらない時は、乾いたあとでも水に浸けると外れるので、口金を再利用できます。

がま口の袋も、生地によっては、洗って再利用できます。

 

(口金は綿棒などできれいに洗って、よく拭いて錆びないように、ドライヤーなどでよくかわかします)

 

汚れてもう使えないなと思ったがま口を、口金をはずして、生地をキレイに洗って、乾かしてアイロンをかけ、再度口金をつけ直すなんてこともしたことがあります。

汚れしまって捨てるのにはもったいないなぁと思ったら、はずしてつけなおしてみると案外大丈夫だったりします。(あくまで自己責任者でお願いします)

 

読んでいただきありがとうございました。参考になれば幸いです。